Q1) 新たに道路(補助 232 号線)整備することで、南口商店街の利便性が向上するのでは?また、現状よりもバスが通りやすくなるのでは?
区の考え:
現状のまちの課題として、商店街の交通問題があります。補助132号線が整備された際には、バス
ルートが振り替えられることで、商店街の交通環境の改善が見込まれますが、一般車両は引き続き商店街を通過することが予想されます。
補助232号線の整備により、駅から富士街道をつなぐ安全で回遊性のある歩行環境が整います。また、商店街の通過交通の軽減が期待でき、安心して買い物ができる商店街の実現に貢献できると考えております。
今回計画されている補助232号線は、笹目通りから富士街道を抜け、保谷まで延伸させる幹線道路の一部ですので、利用するのはほとんどが石神井商店街や駅の利用者とは無関係の車両となることが想定されます。
駅の高架化により南北の商店街がつながりを持ち、歩行者に優しい駅になったにも関わらず、ここで新たに補助232号線が建設されることにより、歩行者は駅に行く際に信号の利用が必要となるなど、歩行者にとっての利便性は大幅に低下することが想定されます。
また、補助232号線の交通量は一日2万台(笹目通り並み)が想定されており、排気ガスの影響や子どもやお年寄りなど交通弱者の安全性も低下させる恐れがあります。
なお、現在、南口商店街を通り抜けているバスは、すでに整備が進んでいる補助132号線を利用するため、新たに計画されている補助232号線の整備はバスの利便性には無関係です。
Q2) 再開発により南口駅前の活性化につながるのではないか?
区の考え:
本地区は、石神井公園をはじめ、豊かな自然に恵まれた地域でありながら、区内西部地域の中心的な役割を担う地域拠点でもあります。
石神井の持つポテンシャルを高め、石神井固有の地域資源を活かすためにも、駅前については共同化を推進して土地の高度利用や商業施設の集積を促進する必要があると考えております。
私たちの考え:
「石神井の持つポテンシャルを高め」るために、110メートルもの超高層ビルを駅前に建設する必要は全くありません。駅前の活性化や一定の道路整備は必要だとしても、より緑豊かな石神井にふさわしい駅前整備は可能と考えます。
(「区の答え」は、区の発行する「まちづくり懇談会ニュース」より抜粋しています)
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