2020年7月4日土曜日

石神井公園駅南口大規模再開発の原案が示されました。石神井が超高層ビルの立ち並ぶ武蔵小杉になる恐れも。

19年末の都市計画変更素案に続き、7月には都市計画原案の説明会がひらかれます。原案は素案のほぼ丸写し。地域の意見は全く反映されていません。

  現在、駅南側には富士街道沿いに一つだけ超高層のマンション(プラウド)がありますが、これは制限のなかった時代の建物。その後の規制により現在の高度制限は35m。特別な場合でも50m。

都市計画(地区計画)が変えられると、一定の条件を満たせば高さは無制限に。そうするとさらに最大3棟の超高層ビルが立ち並び、駅前はまさに100m級のビルの「壁」になってしまいます。

石神井は練馬の武蔵小杉になる恐れがあります。

同時に整備される都市計画道路(232号線)の是非も含め、たいへん大きな問題をはらんだ計画です。

7月中旬より練馬区による説明会が開催されます。ぜひ出席して石神井の今後について考えてみてください。
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/machi/kakuchiiki/shakujii/genann.html
※7月14日までに事前申込みが必要

練馬区2020年7月公表 都市計画原案(ファイルサイズ1.3MB)



2020年4月12日日曜日

まちづくり談話会ニュースNo.6 (2020年3月) 


まちづくり談話会ニュースNo.6を発行しましたのでご覧ください。
区のスケジュールでは、2020年4月より道路建設のための測量が開始され、2021年度中には再開発に関する都市計画が決定します。計画が進めば進むほど住民の意見は反映されづらくなってしまいます。この談話会を通じてご意見をいただいても良いですし、直接、区政や地元の代表(区議会議員)を通じてどんな些細なことでも意見を出していきましょう。

(参考:再開発に関する練馬区HPはこちら

TBSテレビ「噂の東京マガジン」で石神井再開発の放映が決定しました。
放送は4月12日(日)13時から、6チャンネルです。是非ご覧ください。
収録は4月2日の午前中に駅前の岩田ビル前で行われました。レポーターは清水国明さん。我々の日頃の訴えをしてあります。私たちは練馬区が開発事業者の利益誘導を図るのではなく、景観まちづくり地区という石神井公園地区のまちづくりの理念を大切に、地区計画という現行ルールの中でまちづくりを進めるべきであると主張しました。どのように編集されているかわかりませんがご期待ください。

まちづくり談話会ニュースNo.6




2019年12月7日土曜日

練馬区主催 再開発素案説明会のお知らせ(12/15及び16 19時〜20時半)

平素は当会活動にご賛同ご協力いただき、誠にありがとうございます。

石神井公園駅西口南地区再開発及び232号線に関しては、先日都市計画審議会から答申が出され、11月26日の区議会都市整備委員会において再開発都市計画素案説明会も来る12月15・16日に行われることが判明するなど、極めて重要な局面を迎えています。


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◆再開発素案説明会 練馬区主催◆
1回目 12月15日(日)19 時~20時30分
2回目 12月16日(月)19 時~20時30分
いずれも石神井公園区民交流センター展示室兼集会室
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つきましては「素案説明会」に先立ち、下記の通り定例会を開催し、上記答申内容や都市計画変更素案の検証を行います。ご忙中とは存じますが、ぜひともご参加下さいますようお願いいたします。



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〇石神井まちづくり談話会・定例会〇
日時 12月7日(土) 18時30分~20時30分
場所 石神井庁舎5階第6会議室(いつもの場所です)
内容 都市計画審議会答申及び再開発素案の検証
    素案説明会に向けての 意見交換 など

お問い合わせ先:まちづくり談話会代表 中田 
s.danwakai (あっと)gmail.com あっとを@に変更して送付ください 
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石神井公園駅南口西地区再開発説明会チラシ(練馬区)


2019年3月23日土曜日

まちづくり談話会ニュースNo.5 


練馬区が「新ビジョン案」 (2019 年度から 5 年間の区政の基本計画)を発表しました。

●都市計画道路の整備事業として → 232 号線の早期事業化
●石神井公園駅周辺まちづくりとして → 市街地再開発事業、商店街の無電柱化

石神井まちづくり談話会では「歩いて楽しいまち」「市民主体の丁寧なまちづくり」を目指してシンポジウムやタウンミーティングを実施しています。

ニュースレターP1


ニュースレターP2

ニュースレターP3

ニュースレターP4


2019年3月9日土曜日

”谷根千”ブームの仕掛け人、森まゆみさん講演会とシンポジウム開催のお知らせ(2019年3月23日(土)18時〜)

”谷根千”ブームの仕掛け人、森まゆみさんを講師にお招きして、講演会とシンポジウムを開催いたします!

森まゆみさんは“谷根千”(谷中・根津・千駄木)のまちづくりや多くの歴史的建造物の
保存運動など、多彩な活動携わってこられ、多数の著作活動でも知られる方です。

いま急速に進む石神井公園駅前の再開発計画について、暮らしやすさと利便性を兼ね備えたまちづくりの参考になると思います。

特にお申込み不要ですので、お気軽にお立ち寄りください。

日時     3月23日(土)開場17時45分、開始18時、終了予定20時30分
場所     石神井区民交流センター集会室(駅北口ピアレス2階)
講師・演題  森まゆみさん「暮らすのが楽しい街を作る~谷根千の冒険」
シンポジウム  石神井関係者
参加費     無料(カンパ歓迎)

https://drive.google.com/file/d/1ChN8b2Ci2BvVK7HVJym_ybnfTdSWLMxQ/view?usp=sharing


[参考/最近の情勢]
練馬区は新たな「ビジョン」(2019年度から5年間の行政計画)を発表しています。これによると、石神井公園駅周辺では南口西地区の市街地再開発事業と併せて、232号線の早期整備に取り組み、来年度には市街地再開発事業の都市計画素案を作成するとあります。このための測量の予算も計上されることになっています。

一方で現在商店街を通過するバス路線は21年度中に都市計画道路132号線に移ります。また商店街の公園通りでは無電柱化の計画が進められます。これらの事業が急速に進められ、今後急速にまちが変わっていく可能性があります。

石神井まちづくり談話会
代表 中田嘉種

2018年10月22日月曜日

練馬区主催「石神井公園駅南口西地区市街地再開発事業 第3回検討状況報告会」について

「石神井公園駅南口西地区市街地再開発事業」について、練馬区が主催する第3回検討状況報告会が開催されます。

 駅前再開発は地域住民の生活に大きく影響するものですが、住民が意見を伝える場は限られます。ご都合が付く方はぜひご参加ください。

日時:平成30年10月26日(金), 27日(土) 午後7時~午後8時半(開場:午後6時半)
場所:石神井公園区民交流センター 展示室兼集会室
   (練馬区石神井町 2-14-1, 石神井公園ピアレスA棟2階)

開催概要チラシ


また、区の計画する再開発事業についてまちづくり談話会の考えを以下に整理していますのでご一読ください。

区の主張する「事業の効果」に対する当会の意見

以下1~5の「 」部分は都市整備部西部まちづくり課の一貫した主張です。これに対する当会の考えを説明します。


まちづくり課の主張1「共同化により空地を生み出し、みどり豊かな街並みが実現」

 →26階の超高層ビルは地区計画という地域の約束事(高さ35m )に違反しているばかりでなく、もしそれが出現すれば狭い敷地に圧迫感のある建物が建ち、ビル風はますます強くなり、落ち着きのない街になります。また、みどりとは本来ゆとりのある空間に植樹して初めて本来の魅力ある景観を形成するものです。


まちづくり課の主張2「補助232号線などの整備や建物の壁面後退により、安全な歩行環境が実現」

 →駅直近の道路に一日2万台の車が通ると東京都は推計しています。駅前に新青梅街道を持ってくるようなもので、そのほとんどは地元とは無縁の通過交通です。これにより人は信号がなければ横断できなくなります。(警察は信号機を150m以内には設置しないという方針)。まちの中心部にわざわざ大量の通過交通を呼び込むというのは現代の感覚と逆であり、交通事故の危険性はむしろ今より増加すると言えます。また、富士街道とこの道路により人々の南北方向の移動が妨げられ街の分断化が顕著になり、交通騒音で騒がしいまちになます。これを望む住民はいないでしょう。


まちづくり課の主張3「駅前に公益施設を整備することにより、区民の利便性が向上」

 →区民事務所の利用者の大半は地域の住民であり、それが駅前の過密な場所に移転することにより逆に利便性が低下します。また人々が駅前に集中することは地域の均衡ある発展を阻害します。現在の石神井庁舎は駅から徒歩3分の好立地で不便性はなく、その建物を改修または新築すればむしろその方がまち全体にとってよい結果をもたらします。


まちづくり課の主張4「建物の不燃化や補助232号線の整備により、防災性が向上」
 
 →都市の防災性向上は大切なことですが、建物の不燃化は本来個々の建物を改良すれば達成できるものであり、都市計画道路とは無関係です。



まちづくり課の主張5「商業・業務施設の集積により、まちが活性化」
 
 →商業・業務施設を元々過密な駅前に集中させると、人々がまちを回遊しなくなり、やがてまちを衰退させることになります。多くの人々が集まる施設は分散配置した方がまちがバランスよく発展するのに役立ちます。

以上

2018年10月17日水曜日

10月20日(土)18時半より 石神井町づくり談話会定例会を開催します


2021年にバス路線が移設され商店街(公園通り)はバスが通らなくなり、併せて、公園通りの無電柱化が進められる予定です。

商店街が大きく変わろうとしています。
理想の街づくりに向けて、
・現計画についての説明
・理想の街づくりについての話
を皆さんでしたいと思います。途中参加・退席も自由ですのでお気軽にご参加ください。

日時:2018年10月20日(土)18:30〜21:00(途中参加・退席自由)
場所:石神井庁舎5階第6会議室


 ニュースレターダウンロード(表面)

ニュースレター(裏面)



 

石神井公園駅南口大規模再開発の原案が示されました。石神井が超高層ビルの立ち並ぶ武蔵小杉になる恐れも。

19年末の都市計画変更素案に続き、7月には都市計画原案の説明 会がひらかれます。原案 は素案のほぼ丸写し。地域の意見は全く反映されていません。   現在、駅南側には富士街道沿いに一つだけ超高層のマンション(プ ラウド)がありますが 、これは制限のなかった時代の建物。その後の規制...